ジョージアの銀行口座開設ガイド(TBC・Bank of Georgia/2026年版)
「ジョージアで口座を作りたい」というご相談が、私たちに一番多く届きます。この記事では、実際に2つの銀行で口座を開いた経験から、渡航前に知っておきたいことをまとめます。
個人口座は、本人がトビリシの支店に1回行くのが基本です。書類と「何に使う口座か」の説明がそろっていれば、その日か翌営業日には使えることが多いです。一番の落とし穴は書類ではなく、窓口での受け答えです。
主な銀行
| 銀行 | 特徴 |
|---|---|
| Bank of Georgia | 国内最大手。英語のアプリが使いやすく、外国人の受け入れにも慣れています。私たちは個人口座をここで開きました。 |
| TBC Bank | 2番手の大手。法人口座の手続きもスムーズでした。私たちは法人口座をここで開きました。 |
| その他 | Liberty Bank、ProCredit Bankなど。アプリだけで開ける新しい銀行もありますが、理由を示さず断られることもあります。 |
大手2行は、どちらもラリ(GEL)・米ドル・ユーロの口座をまとめて持てます。TBCとBank of Georgiaの両方で開く人も珍しくありません。
持っていくもの
- パスポートの原本(必須)
- 口座の用途と、お金の出どころを説明できる資料:勤務先の証明、事業の資料、収入がわかるものなど
- ジョージアでの滞在先の住所
- SMSを受け取れる電話番号:現地のSIMがあると、アプリの登録がスムーズです
日本で発行された書類は、銀行からアポスティーユや翻訳を求められることがあります。
窓口で聞かれること
一番聞かれたのは「この口座を何に使うのか」です。ほかにも、お金の出どころ、ジョージアとの関係(住む予定か、仕事か)などを聞かれます。ここを曖昧に答えると、断られることがあります。答えは短く、具体的に準備しておくのがおすすめです。
費用
- 口座の開設手数料は、基本的にかかりません
- 非居住者は、カードやサービスのランクに応じた年間料金がかかることがあります(銀行・プランで異なります)
- 海外送金は、1回ごとに手数料がかかります
アプリでできること
大手2行のアプリは英語に対応していて、残高の確認、国内の送金、通貨の両替などができます。海外送金や定期預金も、多くはアプリから操作できます。ただし口座の種類や条件で使える機能が変わるため、開設時に「アプリで海外送金と定期預金ができるか」を窓口で確認しておくと安心です。
日本から行かずに開けるか
大手の銀行では、個人口座は本人の来店が基本です。法人口座は、日本で公証・アポスティーユを取った委任状で進められる場合もありますが、代表者のビデオ通話での本人確認を求められることがあります。航空券を取る前に、ご自身のケースで来店が必要かを確認しておくと無駄がありません。
断られやすいケース
- 口座の用途やお金の出どころを、うまく説明できない
- 収入や事業を示す資料がない
- 観光で来ていて、ジョージアとの関係が見えない
審査は銀行が行うため、誰でも必ず開けるわけではありません。
よくある質問
2つの銀行で口座を作ってもいいですか?
問題ありません。用途で分けて、両方を使っている人も多いです。
口座開設のためだけに渡航しても大丈夫ですか?
できます。ただ、書類が足りずに出直しになると旅費がむだになります。渡航前に、持ち物と窓口での説明を準備しておくのがおすすめです。
開いた口座で預金や送金をする前に気をつけることは?
日本の居住者が海外に口座を持つ場合、日本での税金の申告が必要になることがあります。詳しくは日本の税理士にご確認ください。